(10)突進の動きがある人(唐突な人)
 前に早く動く動きを「突進の動き」といいます。
相手に向かって指や手を突きつけるように出したり、相手が持っているものに飛びついたり、相手に向かって飛び出したりするのが突進の動きの典型的な動きです。
この動きには、相手を驚かしたり気後れさせたりするパワーがあります。また、誰よりも早く行動を起こすので、競争のときには有効なことがあります。
例えば会議の席上で突進の動きを交えながら相手を攻撃すると、相手の機先を制することができます。また、誰よりも早く実行するので、もしもその目標ややり方が適切なものである場合は、誰よりも早く成し遂げることができます。しかし、一般にはあまりにも早く行動しすぎるために多くの弊害を引き起こすこともまた事実です。
突進の動きがある人にとって「実行する」ということは、「今すぐに行う」ということです。このタイプの人には、気後れしたりためらったりするという気持ちはほとんど理解できません。一度動き出したら他人の制止にはまったく聞く耳をもたず実行してしまいますが、本人にとっては当然しなければならないことをしたのだとしか思えないのです。出かけようと思ったときには出かけてしまっているので忘れ物が多く、何かを取ろうと思ったらすでに取ってしまっているので、よく周囲のものを倒したり壊したりします。そのため突進の動きがない人から見ると、このタイプは乱暴で強引、何をしでかすかわからない人だと感じられがちです。

 

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