(2)注意不明の動きがある人(優柔不断な人)
 身体を外側から内側に回転させながらあいまいに動く動きを「注意不明の動き」といいます。ものごとに注意をするときにはっきりさせずにあいまいにするのがこのタイプです。
 このタイプの典型的な動きは、手を内側に向かってクルクルと回したり、ふらふらと動かしたりすることで、はっきりと何かを指し示すことがないのが大きな特徴です。この動きには、ものごとをはっきりさせずにあいまいにするパワーがあります。
 例えば、相手に何かを説明するときにこの動きを多用すると、何を言いたいのかがわかりにくくなります。注意不明の動きを頻繁に行う人は、ものごとは常にはっきりしないものだと考えています。そのためこのタイプの人にとっては、ものごとを細部に渡って尋ねたりあからさまにしないことがいいことだと感じられます。
 また、このタイプの人はすばやい判断をすることが苦手なので、たとえどんなに合理的であっても、すぐに何かを決めてしまうことに強い抵抗を感じてしまいます。どんなことでも時間をかけて迷うというプロセスを経なければ、十分に検討したという実感が持てないのです。
 従って、注意不明の動きがない人から見ると、優柔不断ではっきりしない人だと感じられがちです。しかし、一方では一点注意タイプのようにいちいち何かを指摘することがないので、優しい人だと評価されることもあります。

 

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