(8)独断の動きがある人(わがままな人)
 下から上に力を入れて動く動きを「独断の動き」といいます。イスから勢いよく立ちあがったり、ぐいっと肩をそびやかしたり、「ふんっ」とあごをしゃくったりする動きが典型的な動きです。
 この動きには相手に極めて強い自己主張を感じさせ、強引に意見を押し通すパワーがあります。また、若さや未熟さ、それゆえの乱暴さなどを感じさせるパワーがあります。
例えば、上司が独断の動きを使って部下に何かを命令すると、部下はなかなかそれに反対することができなくなります。部下が独断の動きを多用して上司に意見を言うと、自己主張はあるが、未熟でわがままな意見だと思われがちです。また、一般に、独断の動きが多い若い女性は、わがままで自分勝手だが若々しいというイメージになります。
 独断の動きがある人にとって「意図する」と言うことは、「他人を無視して自分の思い通りにする」ということです。このタイプの人は、「うんうん」とあごをしゃくるようにうなずくので、一見、人の話を聞いているように思いますが、その実は、他人の言ったことをすべて無視して、自分が考えていることだけで決めようとしています。
独断の動きの人は攻撃の動きがある人と同様に意志強固ですが、よりいっそう他人の意見を受け入れにくいところがあります。
そのため、独断の動きがない人から見ると、このタイプは大変自分勝手で、わがままだというふうに感じられるのです。

 

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