明石家さんま

一点注意
攻 撃
協 調
接近または突進
機 敏

 「さんま」は好感度調査でも常に上位をキープし、お茶の間に明るい笑いを振りまく人気者です。彼の動作パターンは、一点注意、攻撃、虚脱、独断、接近、突進、機敏と大変に多彩ですが、これはテレビのバラエティ番組の司会などで活躍している人たちにほぼ共通した動きです。
 「さんま」の典型的なパターンは、相手に激しく突っ込むが、相手に逆襲されるか、よりバカなことを言われて倒れるというものです。彼は番組の中で、相手のことばや行動に敏感に反応して、激しく首を上下に動かしながら(攻撃+独断)、相手を指さして強く非難し(一点注意+攻撃+独断+突進+機敏)、その後、前に飛び出して倒れたり(突進+虚脱)、後ろに激しく倒れこんだりする(機敏+虚脱)という動きを頻繁に繰り返します。
この「突っ込む」動きと「倒れる」動きは彼にとって大きな見せ場なので、彼は常にその動きができるような筋書きを準備しています。自分が突っ込むためには相手がボケてくれることが必要ですし、倒れるためには相手が突っ込んでくれたり、さらにボケてくれなければなりません。「タモリ」や「タケシ」などのように計算どおりにボケたり突っ込んだりしてくれる人はもちろん、天然ボケといわれる人や、とんちんかんなことを言う素人の出演者などは、彼の動きを引き出してくれる最高のパートナーです。
 彼の得意な「突っ込む」動きと「倒れる」動きは、初めは強気に出るくせに、すぐに弱気になってしまうダメな男をほうふつとさせ、多くの人々から愛されているのです。


戻る