ダウンタウン(浜田雅功、松本人志)



一点注意
虚 脱
独 断
突 進
機 敏



一点注意
攻 撃
虚 脱
独 断
突 進
機 敏

 

 人気お笑いコンビ「ダウンタウン」は、かつての漫才やコントの常識をことごとくくつがえしてきました。二人が交わす台本のないトークは、一見、ダラダラした立ち話に見えますが、実は非常に洗練された動きをしています。

 「浜田雅功」の動きのレパートリーは、一点注意、虚脱、独断、突進、機敏です。彼の役割は「突っ込み」ですが、二人でトークをするときには主に聞き役に回り「松本人志」がボケまくるのをあきれ果てた様子で聞き(虚脱)、ここぞというところで激しい突っ込み(突進+攻撃)を入れます。

 また、司会をするときは、一点注意+独断+突進+機敏の動きを使って、ゲストに突っ込みを入れながら乱暴な仕切りを行います。そして、ときどきゲストに対して茶々を入れる「松本人志」を、突進+攻撃の動きで張り倒しながら、自分も笑い崩れて虚脱するという一連の動きを行います。

 一方、「松本人志」の動きのレパートリーは、一点注意、攻撃、虚脱、独断、突進、機敏で、「浜田雅功」とよく似ていますが、よりいっそう上下の動きが強いのが特徴です。彼の役割は「ボケ」ですが、二人でトークするときには話の中心となって、首を激しく上下に振りながら(攻撃+独断)「浜田雅功」に指を突きつけて(一点注意+突進)奇想天外な意見を激しく主張します。

 彼がこのような一人芝居をしている間、相方の「浜田雅功」はダラダラした格好でおとなしく聞いていますが、この対比は、「松本人志」の動きを効果的に引き立てます。
 そして話が盛り上がって、「松本人志」が思いっきりボケると、堪忍袋の緒が切れた「浜田雅功」がそれに対して突っ込み、殴られた「松本人志」が思いっきり笑うか倒れるかして、一連のトークが終了するのです。

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