黒柳徹子

一点注意
攻 撃
接 近
機 敏

 長寿番組で有名な「徹子の部屋」の名司会者、「黒柳徹子」はこれまで様々な相手をゲストとして迎え、インタビューをしてきました。彼女の手にかかると、どんなゲストも、その人らしい自然な顔や、また、それまであまり知られていなかった新しい顔を引き出されてしまうのです。

 さて、彼女の動きのレパートリーは、一点注意、攻撃、接近、機敏です。

インタビューの時、彼女は身体を相手の方にゆっくりと傾け (接近)、「ウンウンウン」と力強くくり返しうなずき(攻撃)、指示の動きを入れながら(一点注意)、話を整理し、まとめ、テキパキと進行(機敏)していきます。

 彼女は相手の反応によって、接近と機敏をうまく使い分けています。相手が話題に乗ってきたときには、一点注意+接近の動きを使って、その話題をより詳しく掘り下げていきます。彼女は相手の答えを興味深げに聞き、それに対してさらに突っ込んだ質問をして、より深い内容を引き出していくのです。

反対に、相手があまり話したがらない話題や、盛り上がらない内容のときには、機敏の動きを使ってさっさと話題を切り換えていきます。

 このように、接近と機敏の動きがあることによって、相手にうまく近づき、その一方で、しつこくならずにうまく離れるということができます。相手との距離を上手にコントロールできるということと、前後の動きの間には深い関係があるのです。

 また、「黒柳徹子」は頭の回転が早く非常にしっかりしているので、男性でも彼女には一目置くというイメージがあります。これは、彼女に一点注意+攻撃の動きがあることから、問題点に関して細かく質問し、鋭く追及していくという行動をするためです。

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