この店は今から約二十年前の、神奈川・横浜駅西口の
横浜高島屋百貨店地下食品売り場にある今川焼の実演販売店です。
平面図のように、店はL字型になっていて、
メイン通路とサブ通路に面した、
今川焼きの実演店としては
たいへん規模が大きな店です。
左側の端がレジカウンターになっており、
中央から右側で今川焼きを製造します。

実演者が商品を製造している場所を商品空間と考えると、
この店は、販売員空間が狭い、接触型デザインの店 ということができます。
実演者は、客が見ていても、実演するだけで販売しないので
実演場の前はなわばりが解除されています。

今川焼きは当時、大変人気があり、この店の前には行列が絶えませんでした。
客が並ぶ姿は、サクラパワーとなって、次の客を引き付けます。

多いときには3人の実演者が稼動しても、
商品が間に合わないほどの盛況ぶりでした。

この店は、今でも同じ場所で同じ構造で営業しています。
二十年以上のときを経て、今でも、多くの客が行列をつくる人気店です。