1−(1).実演中の販売員が客にプレッシャーを与えない店 (今川焼/御座候)
 

 この店は今から約二十年前の、神奈川・横浜駅西口の

横浜高島屋百貨店地下食品売り場にある今川焼の実演販売店です。

   

 平面図のように、店はL字型になっていて、

メイン通路とサブ通路に面した、

今川焼きの実演店としては

たいへん規模が大きな店です。

左側の端がレジカウンターになっており、

中央から右側で今川焼きを製造します。

 実演者が商品を製造している場所を商品空間と考えると、

この店は、販売員空間が狭い、接触型デザインの店 ということができます。

 

実演者は、客が見ていても、実演するだけで販売しないので

実演場の前はなわばりが解除されています。

 

 今川焼きは当時、大変人気があり、この店の前には行列が絶えませんでした。

客が並ぶ姿は、サクラパワーとなって、次の客を引き付けます。

 

多いときには3人の実演者が稼動しても、

商品が間に合わないほどの盛況ぶりでした。

この店は、今でも同じ場所で同じ構造で営業しています。

二十年以上のときを経て、今でも、多くの客が行列をつくる人気店です。 

 



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