1−(4).広い商品空間と接客中の大勢の販売員のアクションが この店の魅力
(洋菓子・ヨックモック)
 

この店は、約20年前の、東京・池袋駅東口・

西武百貨店地下一階食品売り場にあったヨックモックです。

ヨックモックは当時すでに贈答用菓子店の中心的な存在でした。

西武百貨店の地下一階は、JR、私鉄、地下鉄の乗降客で

一日中混雑している大地下通路に面しています。

この店は、当時、大地下通路に面した入り口のすぐ左側に

位置しており、非常に恵まれた立地条件を持っていました。

  

 この店は、接触型デザインの店ですが、他の接触型デザインの店と

比べると、群を抜いて広いという特徴がありました。つまり、他店に比べて

群を抜いて広い商品空間

群を抜いて広い販売員空間

持っていたのです。

規模としては、一般的な店の約3倍ありました。

同じような店が競争するときには、広い商品空間があることは有利になります。

広い商品空間は、狭い商品空間よりも販売員の接客のスキが生じやすい、

すなわち、なわばり解除されやすいので、客が近づきやすくなるからです。

また、広い商品空間は、ひやかし安全信号をつくりやすいという利点があります。

 

さらに、販売員空間が広いことによって、そこを移動する販売員のアクションも

多くなり、いっそうなわばりが解除されやすくなります。 

店の前に立ち止まる客の姿はサクラパワーとなって

次々と新しい客を引き付けます。 

 

店の全体図を見ると、当時としては非常に広い店だったことがわかります。

左側(百貨店出入り口方向)で贈答品(主力商品)を販売し、右側のL字の

部分で実演をしながら持ち帰り品のケーキを販売していましたが、

その後、右側の実演とケーキの部分のケース一本分はなくなりました。 

 最近(2008年3月)では、西武百貨店の長期間にわたる大改装のため、

違う場所に臨時店舗が出ています。

 



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