怒りのしぐさ1(自分の怒りを表現するしぐさ)
進展しない会議で、反対する相手に衝撃を与える。
 

 

世の中、思い通りになることなどまれである。

自分勝手なわがままばかり言ってはいけないが、

ときには、相手に怒りをぶつけなければならないこともある。

「怒り」の表現はコミュニケーションにおいては大変重要だ。

なぜなら、「怒り」をうまく相手に伝えることができれば、

実際に暴力行為に及ぶことなく、

相手に譲歩してもらえる可能性が高いからである。

繰り返すが、「怒り」を相手に伝えることと、

実際に暴力を振るうことはまったく次元が違う話である。

相手にうまく「怒り」を伝えられないことから、

突然キレて、本当の暴力をふるってしまうと大きな事件になる。

人が自分の利益を阻害されたときに、怒るのは自然な感情だ。

しかし、怒りに目がくらんでわけが分からなくなってしまったのでは、

誰の得にもならない。怒りの感情と動きをコントロールし、

むずかしい状況を打開していくことも人生の知恵である。

しかし、そうは言っても、怒るのが不得意という人も存在している。

そういう人は、なかなかタイミングよく怒れないし、

怒っても何だかさまにならず、相手に無視されてしまうことも多い。

「自分だって、怒ればできる。今は本気で怒っているわけではないからしないだけ」

と言う人がいるが、こういう人はたいてい怒る動きが下手なだけで、

なかなかうまく怒ることができず、いざというときには、

逃げ出すか、わけがわからなくなて本当にキレてしまう。

一方、もともと、怒りのしぐさを表現するために必要な動きが得意な人もいる。  

ここでは、怒っていることがよくわかる、典型的な怒りのしぐさを紹介する。

「怒って机をたたく」というのは、怒っていることがよくわかるしぐさだが、

実際にやったことがある人は少ないかもしれない。

これは、うまくいけば、相手を黙らせ、

相手があなたの意見を受け入れるきっかけになる。

もちろん、あまり頻繁に行うと、わがままな人という印象が

残りやすいので、ここぞというときに使いたい。

あなたが相手に筋道をたてて説明してきたにもかかわらず、

まったくあなたの主張が受け入れられず、硬直状態に陥ったときに、

それを打開し、あなたの決意の固さを印象付けることができる。

まず、相手の方に乗り出し、攻撃的な態勢をとって、相手をにらむ。

イスにもたれたまま、机をたたくと、

なげやりなイメージと横柄さが目立つのでこの場合は不適切。

 

 がまんにがまんを重ねてきたあなたは、いよいよ堪忍袋の緒が切れる。

用意していたこぶしを勢いよく振り上げる。

身体を反り返らせると、動きが大きくなり、相手を驚かせる効果が増す。

同時に、注目を引くために、大きな声をだしてもよい。

「何をくだらないことばかり言っているんですか!!!」など。

 

そして、一気にこぶしを振り下ろす。

机は、安っぽい木の机ほど大きな音が出る。

高級な一枚板の机や大理石のテーブルでは大きな音は出にくいので注意。

また、ガラスのテーブルの時にはこの手は使わないこと。

    

このとき、腕だけを振り下ろすのではなく、

上体を動かして机をたたくと迫力が増す。

ドン!

と大きな音がして、あたりは一瞬静かになるはず。

そこで、あなたは自分の決意を

熱く語る。 

(熱く語る内容がないときはこの動きは使わないこと。)

もっと、意志強固に見せたいなら、机をたたくと同時に

上体を勢いよく上に動かし、あごを上げて

フンッ!

という動きをする。

  

これで相手は、あなたの決意が

ものすごく固い

ということを思い知るだろう。

健闘を祈る。

 

 



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