ケースの中には、商品以外のディスプレイ物やPOPを加えて、
「商品を買わなくてもいいから、自由にひやかしていってください」
というメッセージを発信します。
このようなメッセージを発信するものを
ひやかし安全信号
と言います。

こういう店の場合、もしも客が商品空間に近づいてきても、
販売員はすぐには接客してはいけません。
すぐには接客しない店だということが、すでにメッセージされているのですから、
客から声がかかるまで、客に自由に商品空間を検討してもらえばよいのです。
こういう仕掛けをつくることによって、店頭に滞留する客数を増やし、
サクラパワーを生み出すことが、繁盛店につながるのです。