「入りやすい店売れる店の基本的な考え方」 繁盛店と衰退店はなぜ生まれるのか?人間のなわばり感覚から、入りやすい店と入りにくい店の秘密を分析するための基礎知識をまとめています。初めての方はぜひご覧下さい。 「マンガ良い店悪い店の法則」 良い接客をするために知っておかなければならない客と店員(販売員)の特殊な関係をマンガでわかりやすく説明しています。どんどん更新中。
なわばりが解除され、客が商品を検討し、
販売員に声がかかって、いざ接客開始となったあとには、
個人の身体信号(特にアクション)が接客に大きな影響を与える。
もちろん、豊富な商品知識があることは有効だが、
それを発揮するにしても、感じがいいアクションを
している人の方が、感じが悪いアクションをしている
人よりも、客から受け入れられる確率は高い。
次の達人のアクションから、基本的なアクションを学ぼう。
客から声をかけられた達人は、客の方に前傾して
話を聞いている。姿勢がいいということは一般には
いいことだが、販売における接客の場合は、
あまり姿勢がよすぎると偉そうに見えるので要注意。
達人は身を乗り出すようにしているので、
熱心で親切に見える。
商品の説明は、きちんと指をさして分かりやすく、
これは「一点注意の動き」を使っている。
どんなに商品知識があっても、身体をほとんど
動かさず、ことばだけで説明する人は
わかりにくく不親切なイメージを与える。
一番いいのは、豊富な知識を、
親切でわかりやすいアクション
「接近の動き」、「一点注意の動き」などで
説明することである。
対応のスピードが速いのも達人に共通する特徴。
この場合も、他のおすすめの商品をすばやく取りに行っている。
これは後ろに早く下がる「機敏の動き」で、一般に
販売の達人といわれる人に共通している。
商品を急いで持ってきてくれることは、
客にとって感じがいい。
一生懸命やってくれるように感じられる。
一生懸命説明してくれる。
一生懸命商品を探してくれる。
しかも押し付けがましい態度はしない。
ということを繰り返していると
客はその販売員に好意を持つようになる。
多少高かったり、少し問題があっても、
客は販売員の対応によっては購入を決めることがある。
そういう機会が多い人は売り上げも高く、
いわゆる達人といわれる。
感じのいい販売員は、お礼やお詫びをきちんと言う。
売れてしまったあとこそ、感じよい態度をとることが
リピーターにつながる。
この店は