最近、やたらと謝罪のシーンが多いですが、
もしも、あなたが謝罪する立場になったら、
何よりも大切なことは、
心から反省しているように見えることです。
そのためには、悲しそうな顔をして、体の力は抜くこと。
肩を落として、小さくなるイメージ。

日本人にとって、反省することは
頭を下げること。
頭はできるだけ深く下げること。
上のイラストの角度で止めては不十分。
必ず、背中よりも頭が低くなるまで下げること。
そのとき、身体の力を抜いて、極力神妙な態度をすること。
そのまま、静止する。
頭を上げるときはゆっくりすること。
決して勢いよく上げてはいけない。
勢いよく上げると、
本当は反省していない
ように見えてしまいます。
数人で謝罪するときには、
全員のお辞儀の角度と時間を合わせること。
一人だけお辞儀の角度が浅く、
また、一人だけ、早く頭を上げると、
反省していないことが強調されやすい。
往々にして、
社長が一番この失敗を犯しやすい
ので要注意!
なぜなら、社長になるタイプは
独断の動き(上に力を入れて身体を動かす)が
得意な人が多いため、じっと頭を下げていられないことが多いから。
とにかく、じっと我慢すること。
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主に使う動き
● 虚脱の動き・・・・・・・・・身体を上から下に向かって、力を抜いて動かす動き